#003【 坪内 知佳 】萩大島船団丸 代表(株式会社 GHIBLI代表取締役)::: その2 :::

最初から、私の設定は「行けるところまでいく。行けなくなったら、後に継ぐ」です。

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– 全国で天然魚を出す仕組みをうちが守っていく。

うぐいす新聞 梅澤(以下、U):最近は、どんな事業展開をされてるんですか?

坪内 知佳(以下T):今は、このビジネスモデルをパッケージ化して全国に水平展開して、指導にうちの漁師が行っています。

6次産業化以降には、「地方創生は、どうするの?」という課題があります。経験者たちが全国に指導に行き、例えば47都道府県に1モデルずつ作れば、天然魚を出す仕組みを「うちが守れる範囲で守れる!」、これがミッションだと思ってます。

同時に、これは会社として財務面の解決策でもあります。資源が減少して経費高騰していく中では、漁師たち自身の生活が苦しくなる。それに海はシケが多いという問題があります。水平展開すれば、漁師側にも顧問料の売上があがってシケ対策にもなるんですよね。

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-「美味しくて、健康にいい魚」を知ることが、日本の未来の元気にもつながる。

U萩のスタディツアーを通して「食育」も行われてますよね。

Tはい。201 6年からは旅行会社の機能を持って、萩に視察に来たい団体や組織の「スタディツアー」の観光業を始めました。

これは、食育、観光創出、雇用創造という3つの側面があります。

食育として「美味しくて、健康にいい魚」というのはどういうものか、みなさんに知識として知っていただければ、日本の未来の元気にもつながっていいますよね。

Uなぜ「食育」を始められたんですか?

T 漁業とは、海区を漁協さんから借りて漁を行うんです。魚群が海区に入ってくるか、こないかは、私たちではコントロールできない。

魚は、土地から流れ出る養分に寄ってきます。プランクトンを食べたしらすをアジ・サバが食べて、萩大島ではそれを採ってます。さらにそのアジ・サバを大きいぶりを食べて…。

そうやって連鎖して、魚は人々の胃袋に入ります。だから、界面活性剤を流したり海洋汚染すれば、自分たちも海洋汚染される。自分がしたことが、そのまま自分たちに返ってくるんですよ。

社員にも「100人が100人「いいでしょう」ってタバコやゴミをポイ捨てしたら、この町はどうなるの?」って、よく聞くんです。

うちを卒業していく社員たちは、若くても「僕は、日本のどこそこのために、こんなことをやってみたいと思った!」と成長していってくれるのが、私が感じる経営の醍醐味かもしれません。

今後は、魚を食べない人にも海に目を向けてもらうキッカケづくりをしていく計画も進めてます!

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– フィーリングで決めるのは、なぜか?

U「これをやる!」っていう時、サクっと決断されますよね。月の半分は出張というお忙しさだけど、あるいは、お忙しいからこそなのか、今回の取材のオファーもあうんの呼吸で決まりました。いつも何を基準に決められてるんですか?

Tフィーリングです(笑)

Uフィーリングを基準に動いてることで、どんな良いことがありますか?

T世の中って、「当たり」か「当たりじゃない」かでは測れないですよね。自分がピンク好きだからピンク集めてても、それが全てじゃない。だから、「青が欲しい」って思ったら、それを体験してみる。そんな感じで捉えてます。

Uなるほど、やっぱり「カモメ」になりたいっておっしゃってたいだけあって、「海に出る人」の感覚ですね!外に出て新しいことを体験するのに時間をかけたり、わざわざするのに興味がなかったり、怖いからやだっていうタイプの方もいますもんね。

Tそれは面白い分析ですね(笑)うちの会社の現場も「俺たちは、それでやってこなかったけど、それで失敗したらどうするの?」って言うんですよね。

私からすると「苦しくてうまくいかないから、何かしたいって言ってるんですよね?そもそも、失敗の半ばにいるのがわからないんですか?」ってなる(笑)

だから「もし、ここが違うんだったら、次の道にいくでしょう?それだけだよ」って言うと「そうかな?」って(笑)

Uこれだけブレない確信した調子で言われたら、「そうかな」ってなりますよね(笑)

Tって言うんですよ(笑)

福井でもコンサルさせて頂いてるんですが、月1回行って、「今、財務、成立してないよね!これをこうやって成立させていくんだよ!」って声が枯れるまで言って、私が帰った後に「やっぱりうまくいかなかったら、どうしましょう?」って連絡がきます(笑)顔が見えなくと、忘れるんだそうです。

U新しい考え方で新しい未来を創造するときって、なるべく頻度多く会って、今まで「当たり前」と思ってた事を新しい起動に乗せていきたいもんですよ(笑)

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– 「分からないから、やってみよう」。

U知佳さんが怖いことってないんですか?

T私、ジェットコースター乗れないんです(笑)あれは、心臓に悪くて無理です。え?そういう事ではない?(笑)

仕事とか人生ではないですね。怖いのかもしれないけど、怖いと表現するのかいうと違う感じがします。「分からないから、どうしよう?」とはならずに「分からないから、やってみよう」になるタイプですね。

Uじゃあ、迷ったりはしない?どっちを取るのがいいんだろうとか?

Tそれは、ある! もう本当に細かいところで、このお客さんと取引するか、どうか?とか、沢山あります!

Uそれはどうやって決めるんですか?

T流れに任せます。

例えば、今日の取材のヘアを担当してくれてるAさんは、飛び込みで入った羽田の美容室のスタッフさんなんです。まだカットは担当してないけど、もし私が「切れる?」って聞いて、「切れる」って彼女が答えるようになったらお任せします。私、何事も一途だから浮気しないんですよ(笑)

U人付き合いを大切にされるんですね。

Tそうですね。ただ、大切にしたい付き合いを選ぶ基準ははっきりしてます。その代わり、大事にしたい人には自分が「できる限り」大事にします。

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– 土壌は用意するけど、要らなかったら捨ててもらっていい。

U「私ができる限り大事にする」が「やり過ぎる」になることはない?

T自分が「好き」って言っても、相手には嫌われるかもしれないですよね。それは「ごめんね」です。

うちの船団もそうです。「あなたたち、事業をここまでやらないと島枯れちゃうよ!」ってハッパかけてるけど、向こうからしたら「お前、やり過ぎだよ!」って経営者 VS 社員バトルになって辞めていく社員もいます。

お給料欲しいんでしょう?新しい船買いたい、網がほしい、家買いたいって言ったじゃん!だから、私は本気で「今の2倍・3倍、給料持ってかえってくれ」って、私の側では思ってる。そのためには、ここまで財務成立しなくちゃという目標があるから、営業してお取引をとってきます。でも、彼らからしたら、「営業しすぎ、仕事ありすぎ」かもしれない訳です。

私は土壌は用意するけど、要らないんだったら捨ててちょうだい。というところはハッキリしてます。それで、やる社員はそのままいるし、やらない社員は離れていく。

「もう出来ない、ダメ」って言う場合は、「そうかそうか、頑張れよ」って、言って送り出します。準備はするけど、去る者は追わずなんですよね。

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::: 読者からの質問コーナー :::

Q: 仕事でも、プライベートでも、人とぶつかるのが怖いので、つい控えてしまいます。坪内さんが「自分が思ってることを言えてよかった」と感じる時は、どういう時ですか?

A:

私も、なるべくなら自分の意見は言わないほうが楽です(笑) でも、言わなかったら、言わなかったで、モヤっとするんですよね。

母親だったら、我が子には「お箸をちゃんと持ちなさい」とか言いますよね。でも自分が興味がない人には、面倒くさいから言わない。

私の場合、萩大島でうちの社員と「運命共同体でやっていこうね」って言ってるから、彼らが良いことになって欲しいし大事だから、厳しいことも言わなくちゃいけない。それで嫌われることもあります。

それは、嫌われるためとか、ぶつかるためじゃなくて、すり合わせをしてお互いが調整するためにしています。人間だから言わないと伝わらないし、きちんと伝えるというのは、世の中で生きてることの義務だって思うんですよ。

そういえば、3日くらい前に息子に「戦争ってどうしたらなくなると思う?」って聞いたら、息子が間髪いれずに、言いました。「戦争してる国の、大統領と大統領が、話すればいいんだよ!」

親は、子供に「喧嘩したら、話し合って、ごめんなさいって仲直りしなさい」って教えますよね。おそらく、どんな戦争国家に行っても、子供同士、親同士、夫婦間では、「ムカついたら殺せ」なんて国はないはずなんですよ。だとすると「とりあえず、ムカつくから黙っとこう」っていうのは、”冷戦” とも言えるんじゃないかと。

「自分だったら、言って欲しいな」っていうシーンでは言うほうがいいと思うけど、相手の立場になった時に言うべきじゃないこともある。そんな風にケースバイケースで捉えてます。

– 「普通」には育てられないから「普通」じゃなくていいか、になった。

U月に半分は出張とおっしゃってますが、家では、今10歳になるお子さんとどんな関係ですか?

T私はパパ役です(笑)家族の協力があって、今の私があるんですよね。私と妹がいたら、妹の膝に座って「ねえ、ママいつ出張いくの?」って聞かれる。

もう「普通」には育てられないから、「普通」じゃなくて、いいじゃない?って、今はなりました。

でも、子どもが5歳までは、「普通」じゃないことに私も悩みました。どうすればいいだろう?再婚すればいいのか?いや違うなって。

子どもにとったら、「よその家の状況の方が良い」って感じることもあるだろし、私がずっと家にいて「ヨシヨシ」するのが、本当に子どもの幸せなのか?って、ものすごく考えました。

でも、これはどこまでいっても「クエスチョン」で、おそらく正解ってない。もし子どもがグレたら、「グレた」ってことですよね。だけど、それ以前に「グレないために父親を作る」とか、「グレないために平和な生活をする」という発想はおかしいな、と思いました。だから、子育ても「今、何ができて、何がベターなのか?」でやるようになりました。

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– 私が子どもに残せるのは「環境」しかない。

U:そもそも、お子さんがいらっしゃったからこそ、日本の海の未来を「継ぐ」という知佳さんのミッションが湧いてきたんですよね。

Tそうですね。大きな視野で見ると、子どもは、この世界の中で何十年も生きてく訳ですよね。すると、私が子どもに残せるのは「環境」しかない。少なくとも、私はそう思ってます。

確かに小さな子どもにとっては母親は大切だとも思います。今、長い時間いっしょにいて「ヨシヨシ」することも大切だとも思う。でもそうだけとは言い切れない側面もありますよね。

母親が側にいて「ヨシヨシ」されてもグレる子はいるし…と考えていくと、目の前にあるミッションをこなしていくだけだな。となったんですよね。その役目が終わったら、人は死ぬし、死ぬまでやってくだけじゃないかな?

だから、最初から私の「設定」は、「行けるとこまで行く。行けなくなったら、後に継ぐ」です。

継ぐといっても、わが子のために会社を残そう、とは全く思ってない。うちの会社の次の代は、どこからか来たお兄ちゃんにやらせればいい。そこに一切執着はない。

利益だして社長の懐に納めるためにやってる人もいるけど、私は「みんなが望む幸せな人生を送るために給料をいくらにするか?」という設定から経営してるし、もともとそういう考えなんですよね。

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– 今のすべてが、今の私じゃないと貰えないもの。

U金銭とか物質的なことに限らず、知佳さん自身が事業をしていることで「受け取ってる」と感じることはありますか?

Tそれはもう山ほどあります!今のすべてが、今の私じゃないと貰えないものですよね。

これだけ沢山の人が私の周りにいるってことも、これだけ沢山のところに行けるっていうことも、世の中に必要とされることも、認められることも。

子どもに見せられる世界観も、事業をする前と後では大きく違うから、きっと子どもの人生も大きくなってるんじゃないかな?もしそうだとしたら、嬉しいですね。

U2年半前に知佳さんに取材させていただいた時に、息子さんも一緒に出張にいらしていて、私もお会いしました。取材現場に一緒に座ってお母さんの話すことを一生懸命に聞いてらした。

Tそうでしたね。私は、小学校の1年生までは「学校休んじゃいけない。宿題はちゃんとやらなくちゃいけない」って思って、息子にもそう言ってたんですよ。

でも、ある日、不安定になっていく息子を見て「学校行きたくないんなら、ママの仕事ついてくればいいじゃん。学校やめちゃいなよ」って、言ったんですよ。そうしたら、息子は、ぶわーっと泣き出した。

今では「学校、休め!」って言っても休まないです(笑)最近は、息子から「英語を勉強したいから公文に行きたい」とか、「ハワイで聞いた “ジュピター” が良かったから、ピアノでエレクトーンで弾きたい、習いたい」とか、先のビジョンがどんどん芽生えてきました。

だから、本当に目の前に起きたことに対応することしかできない。子どもを「こう育てよう」と思ってもその通りに育たないし、自分自身もこうなろうって思ってもなれないですよね。

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– 365日、会いたい人と会って、話したい人と話す。

U素朴な疑問ですが、いつお休みを取られてるんですか?

Tあまり「オンオフ」はないかもしれないですね(笑)

仕事が趣味みたいなもんだから、私は365日遊んで済んじゃってて、むしろ社員に対して「申し訳ないな」って思ってます(笑)

例えば、今の取材も仕事だと思ってない。自分が喋りたい人と、喋りたいなって思ってたら会えたから、お仕事になってるけどプライベートでもあり楽しく喋ってます。

U毎日、会いたい人に会って、言いたいこと言ってる(笑)

Tそうなんですよ。

「地方創生モデル、ダメだ!」なんて生意気にも意見を言わせて頂き、取引したいところと取引して、やりたい仕事して、書きたいようにビジネス・モデルを書いて。何に縛られることもなく、移動合間だけど、美容室に行きたいと思ったら行けますし(笑)

私はこれが限りなく自由で、こんなに自由でいいだろうか?ってくらいです(笑)今、楽しくやってるから、本当にすべてを頂いてるって思ってます。

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– 子どもを中心にそこで成立するものや流れが出来上がった。

Uそうじゃない時期もありましたか?

Tありますよ!大学で勉強してる時はそうじゃなかったし、CAになるって思って目指してた時はそうじゃなかった。多分、夫と離婚した時から、だんだんと今みたいに自由になってきましたね。

でも、自分1人じゃこうはなってなかったです。子どものためにやらなくちゃいけないっていうのがキッカケだった。だから、子どもを中心にそこで成立するものや、そういう流れが出来てきたんだと思います。

とはいえ、子どもは私のコンパスの軸に刺さってて、ここを中心に回ってるけど、灯台元暗しで、実は子どものことはあんまり見てないんですよ。

だから、今は息子が「ハワイに留学する!」って言ってくれてるのが、唯一の救いですね(笑)これを聞いて「育てた覚えはないけど、意外とよく育ってるかも!」って思った(笑)

子育てについては、「クエスチョン」は、ずっと尽きないですよ。丸かバツか、なんて分からないですからね。

::: 読者からの質問コーナー :::

 Q: 母親です。つい子ども優先したり、つい仕事を優先したり。どっちをやっても罪悪感になることがあります。坪内さんは、どうやって仕事と子どものバランスをとってますか?

A:

私は、バランスとれてません(笑)

神様じゃないから、私のキャパって知れてる。たとえば、子どもに向き合いたい時間があると、社員に対して「ちょっと会議、待ってね」って時もあります。

会社員の方ですと、こういうやりくりは難しいかもしれませんが、その代わり基本は定時で帰れますよね。どっちを取るか?と問うても、答えはでない。どっちもどこまでいっても、1:9とか2:8とか比率が変わるだけで、キャパが100%なのは同じ。120%にはならないんですよね。

なので、私の場合は、限りある24時間365日、自分のご機嫌をとりながら、どうするか?でやってます。自分のご機嫌をとらないと、子どもや社員に怒鳴ったりとか、誰のためにもならないから。

自分が「今日これで良かった!」ってところで止めるしかない。 辛口に聞こえてしまいますが、「罪悪感にかられる」ということは、「自分を “できる人間” だと思おうとし過ぎてるのでは?」という解釈もできますよね。

私は「できないので、ごめんなさい!」で終わりでいいかな。今は、そうしてみてます。

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- 精一杯やりたいから、「ビジネスをやらせて頂いてる」

Uこれから経験してみたい事は、ありますか?

Tないんですよね。このままでいい。このまま続いて欲しいです。

状況は変わっていんだけど、人の台風に巻き込まれるんじゃなくて、このまま自分が台風の目でありたいんです。

この表現って、記事になったら「超わがままな人」に聞こえるしれないですけど、私は、「ビジネスをやらせて頂いてる」し、周りのみなさんに「こういう風にさせて頂いてる」だけで、私なんてそんなに力もないって、本当に思ってます。

でも、出来ることを精一杯やりたい。それを「やらせてもらってる」って、私は思ってます。そうやって「悔いなく生きたい」って事かな。

具体的には、まず萩大島で船が作れて、萩大島が幸せになること!
私個人としては、それが実現したら、世界中飛び回った先に最後に帰る「持ち家」が欲しいです。そのために頑張ってます。

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- 見方を変えたら、今、与えられてるもので十分満足できる。

Uこれまで、その時々で「欲しいもの」は、手に入れて来られてきたと思いますか?

T色々手に入らなかったものはありますよ。でも後悔はないかな。離婚した時はあたたかい家庭はなかったけど、あたたかい会社はできた。 

さっき「家が欲しい」とは言いましたけど、もし家を建てたら建てたで、建てたなりの心配ごとが出てくるかもしれないって、今日思ったんですよ!(笑)持ち家は持ったら変えられないし、ひょっとしたら、隣の人がすごいやな人かもしれないし、隣の家が火事だすかもしれない。

だからね、見方をかえたら、「今、与えられてるもの」で十分満足できるし、それが幸せなんじゃないかな?今はそう感じてます。

私が恵まれてるから、そう思うんだと捉える人もいるかもしれないですけど、私自身は、「いろんなものを背負いすぎず、得し過ぎず」がいいんです。

でもね、今日、一つ私の夢が叶ったんです!

「死ぬまでにやりたい TO DOリスト」っていうのがあるんです。「モモンガ買いたい」とか、小さな夢をリストアップしてるんですけど(笑)その1つが「自分のヘアメイクさんを連れて歩く」だったんです!今日は、取材のためにお願いしたかった美容師さんに来ていただいて、とっても満足ですよ(笑)

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::: 読者からの質問コーナー :::

Q: 母親です。私たちが、日本の海の未来のためにできることは、何かありますか?

A:

漁業に関わる者として、まず、お母さんたちには、お子さんの口に入れる魚は、気をつけて欲しいです!

子ども達が元気であれば、海のゴミを拾うことができる!たとえタバコのフィルター1個を拾うだけでも、それを食べる魚が1匹減る。世の中の何かが変わるんです。

私は「バタフライ効果」って言葉が好きなんです。蝶々が羽ばたいたら、反対側で竜巻になるって話です。もし、地球全体で1人1人のお母さんが何かを少し気をつけたら、どれだけ地球が変わるでしょう?

本当にちょっとしたことでも、大きく変わるんです。
食器洗い洗剤をこだわるとか、使う洗剤をちょっと減らすとか、水の使い方を変えるとか、撒く農薬を変えるとか。もし野菜の買い方を変えれば、売れ筋が変わるし、そしたら作られるものも変わっていくんです。

日本の海や美しい食文化を守りたい我々からすると、一消費者、一母親、一人間が及ぼす力は大きいんです。だから、そういう思いを大事に生きていっていただけたら有難いです!

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著書『荒くれ漁師をたばねる力(朝日新聞出版)』(2017年9月20日発売) 

(完)

「その1」を読む>

*記事内の写真は、一部を除いて坪内 知佳さんご本人からご提供いただきました。
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坪内 知佳 / CHIKA TSUBOUCHI

1986年福井県生まれ。萩大島船団丸代表(株式会社GHIBLI 代表取締役)。大学中退後、翻訳事務所を立ち上げ、企業を対象にした翻訳とコンサルティング業務に従事。

結婚を機に山口県萩市に移住し、2011年に3船団からなる合同会社「萩大島船団丸」の代表に就任。魚の販売先を開拓する営業、商品管理と配送業務をまとめあげ、萩大島から6次産業化事業を牽引している。2014年に株式会社GHIBLIとして法人化。同年ウーマン・オブ・ザ・イヤー キャリアクリエイト部門を受賞。萩大島のビジネスモデルを全国に水平展開することを目指して奮闘中。1児の母。

2017年9月20日に著書『 荒くれ漁師をたばねる力 – ど素人だった24歳の専業主婦が業界に革命を起こした話 』(朝日新聞出版)を上梓。


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