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#004【 川上 知美 】川上村『森の手当て屋さん』主宰 ::: その2 :::

興味があることを発信すると、共感する方が必ずいて繋がれる!

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「2017年8月に完成した白樺樹液のハーブコーディアル。完成品を並べてパチリ!(川上 知美)」

– もっと繋がりを持ちたくて作った。

うぐいす新聞 (以下、U): 2016年2月のコンテストではアイデアだった “薬草とハーブを使った予防生活を提案する『森の手当屋さん』” が、18ヶ月後の2017年8月には「白樺ハーブコーディアル」として商品化するまでに至った訳ですよね。それまでは、どんな道のりでしたか?

川上 知美(以下K):  「スマートプロジェクト」で支援・プロデュースをして下さってる田中さんが、「アイデアコンテスト」の時に色んな方を連れて来られたんです。そこでお話を伺った時にすごい刺激でした。

その時の私は川上村にお嫁に来てから4年目くらいで、「知らない間に、周りの考え方にギュッと合わせて、小さくなってたな」って気づいた。「その方が色々言われないし、楽なのかな」って思いかけてたタイミングで、新しい視点に触れられた。

「合わせようとしてる価値観だけが全てじゃないんだな」とも思えて、もっと「外で勉強したいな」「繋がりを持ちたいな」と感じ始めたら、アイデアも変わって来ました。

「保存できる商品を作ったら、忙しくない農閑期に東京とかに行って売れるかな。それがまた勉強になるかな」って感じで、『森の手当屋さん』として白樺樹液のハーブコーディアルを作ったんです。

視野が広がることで、次にしたいことが自然に掘り起こされたそうです。自分の環境はそういう機会を用意してくれない!と言うこともできます。だけど、どんな小さなことでも身の回りにある機会を素直に受け取る感性を持てたらば、今ここからできることからスタートし、育くむこともできるのではないでしょうか?

 

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「ここの白樺からも樹液を採りました。キレイ!(川上 知美)」

 

– 地域資源の「白樺」を活かして商品化できると思いついた。

K:(白樺コーディアルを見せてくださりながら)夏なら炭酸で割ってもいいし、紅茶に入れても美味しいです。

U:  自然のエキスが詰まってる感じがして力強いです。パッケージもパンフレットも、雰囲気があってお洒落ですね。

K: パッケージやリーフレットは、村の女性で遠藤裕美さんという方がデザインからライティングまで手掛けて下さってるんです。彼女、マルチですごいんです。私の中でもイメージ固まってないものまで汲み取って形に起こしてくれるので、その力は強いし、本当に有難いです。

U: 村の女性同士で協力しあってチームアップできるのは頼もしいですね!原料の白樺の樹液は、春先の20日間しか採集できないんですよね。なぜ、この白樺の樹液を使おうと思い立たれたんですか?

K: 『森の手当て屋さん』でアイデアコンテストの最優秀賞を取ってから、何か形にできないかと常に探してました。

ここの地域にある資源を活用できないかと考えていたら、春先に出る白樺の樹液を北欧やロシアではとても珍重しているという記事を目にしました。「看護婦さんの木」と呼ばれて春先の不調を治すと言われていて、薬局に白樺のジュースがズラーっと並んでると。

白樺だったら、ここにも沢山あるわけですよね。でも、この樹液を採ってる人はそんなにいない。そこで、ここの地域資源である白樺の樹液を使って、安心安全なハーブを加えて商品化したら面白いのかなと思いついた。

たとえば、原材料の1つである「マロウブルー」。自然療法では喉が痛いときに処方されてきたものです。小児科で小さい時とかにもらったシロップを、自然で安心なもので、味も飲みやすく代替できたら良いなと思いました。

U: 『森の手当て屋さん』として「地域資源を活かす」というアンテナを張っていたらヒントが集まって企画ができあがったんですね。その後、具体的にどのように動かれたんですか?

K: 「これなら出来るかも」と思ったので、村で「スマートプロジェクト」を推進して下さってる副村長の西尾さんに相談してみました。村が保有している村有林で、何箇所か白樺が自生している場所があったんです。そこの許可を頂いて240リッターくらい採取しました。

U:  知美さんが採取されたんですか?

K:  私と旦那さんでやりました! ドリルで穴あける作業は旦那さんにお願いして(笑)白樺の樹の幹にドリルで穴を開けて、穴の経にあったチューブを繋ぐと「ポタポタポタ」って樹液が落ちて来ます。一晩でペットボトル1本分くらい採れました。

インタビューをさせていただくと良く聞くことの1つ。「こういうものないかな?!」と人に話したりアンテナを貼っていると、必ず必要なものが見えてくるということです。白樺は美しいですが、実はこんな使い途もある資源だったんですね。イザ!という時に自分たちで採取できちゃうというDIY精神も、知美さん夫婦の強みですね。

 

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「白樺から樹液を採る時は、ドリルで穴を開け管を繋ぎます。ドキドキ!(川上 知美)」

– コンパクトなコミュニティだからこそ、最大の困難も人の繋がりで助けてもらえた。

U:  商品化で、一番大変だった点は?

K:  樹液の保存は冷凍じゃないと持たないのに、冷凍庫のスペースがない!っていうことでした。樹液200リットルだから、ペットボトルで100本くらいです。

U:  どうやって解決されたんですか?

K: それも副村長に相談しました。「みんなの冷凍庫スペースを、シェアしてもらえば良いんじゃない」って提案頂いて、周りに声をかけたんです。たまたま、お友達の家が冷凍庫を買い換えたばっかりで、まだ使える冷凍庫を使って良いって言われたり。それで50本くらい入りました!

副村長も「僕のうちの家も、冷凍庫にペットボトル2本なら入りますよ」って言って下さった。そうしたら「うちは3本入ります」みたいな感じで、みんなが協力して下さった。すごく有り難かったです。 コンパクトなコミュニティだからこそ、「人と人との繋がりとか、温かさもすごいし、いい人たちがいっぱいいる!」って、その時感じましたね。

U: いい形で連鎖が繋がったことで、コミュニティならではの良さも見えてきたのは嬉しいですね。商品で一番こだわったのは、どんな点でしょうか?

K:  瓶詰めの加工は許可がある施設じゃないと出来ないんです。この受託の加工先を探すのに本当に苦労しました。この瓶が、タグもかけられるし、なんか可愛いくて。私がどうしても使いたくてこだわったからです。

大手は、この瓶が工場のラインに合わないからダメでした。ミニマルロットが何千本からと条件も厳しかった。県内だけでなく、山梨や静岡の工場にも電話をして聞いたんですが、「難しい」という答えばかりでした。

最終的に、養護施設の食品加工班に電話してお願いしたんです。担当者の方がたまたま良い方で話を聞いて下さって、「初めてのことだから、出来るか分からないけど、やってみましょうか」って言って下さった。

U:  知美さんが企画されて、採取はご主人に手伝っていただいて、保存はコミュニティの方にご協力いただき、加工は工場に委託されて、デザインは裕美さんにお願いされた。知美さんを中心にしながら形になり、繋がりも広がったんですね。

K:  商品化したら、それを見て「長野市のブルーベリー農園さんが扱ってくれるかも?」って、繋げてくれる方がまたいらっしゃったりもしました。

「外と繋がっていくことで、自分たちを高められるんじゃないかな」って期待して作ったことが叶ってきてるので、すごく嬉しいですね。

「加工先が見つからなくて、どうしよう」と思った時みたいに、「出来ない」「無理かも」みたいに思って落ち込んだりしたこともあったけど、諦めなくて良かったなと思います。

何かスタートすると、トライ&エラーは必ず起こるものなのですが、それをどう乗り越えるかで、その後の成果が変わって来るということも、これまでの取材を通していつも感じることです。

このエピソードで印象的だったのは、知美さんがかつてお仕事で養った工夫力を大いに発揮されていること。その上で、1人では出来ないことを相談したら助けてもらえる人の連鎖が現れてチームで解決できたことです。

意図がある時こそ、これまで培ってきた必要な能力は活用できるし、1人ではできないことがある時はオープンに助けを求めると、予想もつかない解決ができると思います。

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「お花見ピクニック。白樺で繋がったシェフからのお礼。どこでお菓子を頂いたらいいか考えたら、お花見がピッタリだった!(川上 知美)」

– やるか・やらないかは自分次第だけど、地域づきあいをうまくやっていくコツも大切。

U:  こういった活動を始めて、周りの方との関係が変わってきた部分はありますか。

K:  応援してくれる方がどんどん出て来たのもそうですし、反対にきっと応援してくれるだろうって思った方が離れていったケースもあります。

ある事・ない事言われて、悲しくて悔しくて泣く事もあるんです。一方で「それが悲しいから、やめちゃうのか?」って誰かに聞かれて、ふるいをかけられてる所もある。

「やるのか・やらないのか」は、自分次第だと思うし、何か言われても、そんなに悪いことしてるわけじゃないし、そこは自信もっていいのかなって、最近は開き直って来ました。

言う人は言う人で、絶対にいますし、事実が歪曲して伝わってる事も中にはあると思うんです。でも言われるだけ話題性があるのかなって思うようにしてます。

そこを勇気付けてくれるのが、旦那さんなんです。

川上村の出身だけど、若い頃に一回東京の方の大学に出て戻って来て暮らしてきてるので、先輩としてアドバイスしてくれます。女性は共感してくれるところを、旦那さんに相談すると新しい視点で解決するんですよね。

旦那さんは「やっちゃダメ」とは、絶対に言わないんです。新しいことをやるのも大事だし、この地域でうまく付き合っていくのも大切。だから、「こういうことは誰かを刺激しちゃうから、改めなきゃいけないな」と気づかせてもらえるような視点やコツを教えてくれます。

2年間「KAWAKAMI SMART PROJECT」(カワカミスマートプロジェクト)を支援してきたプロデューサーの田中さんがこの話を一緒に聞いていて「知美さん、強くなりましたね」とつぶやいていました。

大変に感じた分だけ、人は強くなれるのかもしれません。自分の決意は自分のものでブレず。地域付き合いも大切。それを抱合するしなやかさを持つ知美さんの背後には、旦那さんのサポートがありました。

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「庭のハーブやスミレでクッキーを。母の日のプレゼントに」(川上 知美)

 – 村と自分のやりたいことをマッチさせて活動していくことに意義がある。

U:  活動を通して、川上村の良さを再発見した部分はありましたか?

K:  良いチャンスを頂いてすごく恵まれてるし、ここに住んでて良かったなって思います。

アイデアコンテストから生まれた今の活動をバックアップしてくれてる事がまず有難いです。地方創生事業の一環として私は参加しているから、注目もされて多くのメディアで取り上げて頂ける。

そのお陰で、創造的な繋がりも増えました。最近は長野県の中島副知事が主宰されている「キラッと女性プラットホーム」という会の二期メンバーに選んでいただき、県内の女性の起業家同士で交流してることにも刺激を受けてます。

会に参加して村の事例を話すと、「すごく羨ましい」って言われるんですよ。全国的に先駆けてやっている訳ですし、この動きと自分のやりたいこととうまくマッチさせて活動していくことは、村にとっても自分個人にとってもすごく意義がある気がします。

最初は1人で思いを抱えていた知美さんですが、今は村の中にも外にも繋がりが広がっていることで、互いに高め合える関係を自然に考えるようになったそうです。

「本望」に正直に気づいて実現していくほど、「やりたいこと=自分勝手」ではなく、周りの方の利益や幸せにつながる模索として育てていけるんですね。

 

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「7月近くを散歩していると、木イチゴを見かけた。気がついたら夢中で採ってました。(川上 知美)」

– 興味があることを発信すると、共感する方が必ずいて繋がれる!

U:  かつては「できない」「難しい」と思って口に出さなかった不満を、自分の「やりたい」に変えられてアイデアが生まれた。そのアイデアを形にする過程を通して、ご自身や周りとのつながりの中で「あり方」を育んでるお話を聞いて勇気が出ますね。村の中や外との繋がり方で変わってきたことはありますか?

K:   少しずつ、みんなの意識が変わってきてると思います。例えば、ママ友同士でも、公園で子供遊ばせながら「どうやったら、もっと良くできるかな」って話をすることもある。

私は、アイデアコンテストに出るまで、本当に自分の考えを言ったことがなかったんです。近所の人と散歩で会ったら、人の悪口も言いたくないから、差し障りない会話で「天気いいですね」だけで終わってた。そうするともう5分と会話が続かないし、相手のことを知ることもなかった。

ところが、自分から興味があることを発信すると、共感する方が近くにも遠くにもいて、いろんな繋がりが広がってくるというのが、新しい発見でもあり、嬉しいことです。たとえば、都内の有名なシェフの方が「樹液を採ってるところが見たい」とおっしゃって、現場にご案内することもありました。

活動を始める頃には、まさかこんな方とこんな風に繋がるなんてことは思ってもなかった。いろんな機会に呼んで頂き、発信をするとさらに共感してくださる方がいろんな情報を下さって繋げてくれようとする。

このご縁を本当に大切にして、自分も繋がる相手の方ともお互いにどういう形で一緒にできるかな?どういう形で高め合えるかな?と考えることが最近は多いです。その流れで、去年の11月には子育てママを応援する「妄想会議」&秋のランチ会というのも開催しました。

知美さんの他にも村で会った女性たちは、みな才能豊かで、互いに高め合う応援しあう温かい気持ちを持った素敵な方が沢山いらっしゃいました。その繋がりの中で、知美さんも他の方も輝いてる。 どこの地域も、きっとそうなんです。

ある女性がおっしゃってたことに感銘を受けました。「女性は出産や子育てなどライフステージが変わることで、自分の好きなこととかが埋もれちゃう期間がある。だけど、自分の原石は、いつまでも輝くときを待っていて、それを地域文化や価値観で埋もれさえちゃいけないって思う。どこの地域にも、そういった隠れた宝が沢山あるはず!」

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「冬のアイスクリーム作り。外で冬遊びながら、アイスクリームを作ってみる♡こんな実験も楽しい。(川上 知美)」

– 実験しながら、少しずつ一歩を踏み出していく仲間。

U:  知美さんはワークショップ形式でハーブについて学び合う『森の実験室』も開いていらっしゃるんですよね。どのような仲間が集まったんでしょうか?

K:  村では冬の間に生涯学習教室が30講座くらいあるんです。その1講座としておととしの秋に開講したのが『森の実験室』です。ここに住んでることを不便だと捉えず、予防やハーブに興味がある仲間とお互い勉強し合えば高めあえるのかなと思ったのがきっかけです。

わずか2・3行の告知文章で、30名を超える応募があって嬉しかったです。年代も幅広く20代から60代の女性でした。

おととしは、週1回の教室を15回以上やりました。私だけでは知識が足りないので、お互いに得意な事を先生として教えもするし、生徒にもなるっていう形式です。ハーブティ飲みながら楽しくやったら好評でした。アイシングクッキーを作ったり、エコたわしを作ったり。楽しかったですよ。

U:  なぜ「実験室」という名前をつけられたんですか?

K:  私もそうなんですが、大人になると、新しいことに対して一歩前に進むっていうのがなかなかできないですよね。

でも、実験だったら失敗してもいいし、失敗しながらでも成功に向けてやってみようかなって思う気持ちになれる。そんな風に少しでも暮らしのスパイスになれば良いなと思ってつけました。今年も開催しています。

何かに踏み出す時に、すぐに大きな結果を出そうとせず、実験精神で一歩を積むことや、楽しむスピリットは、大きな変化を創るのにも一番大切だと思いました。

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– 夢はテントサウナ!「自分の好き」を掘り起こして磨き続けたい。

U: 今後チャレンジしてみたい事はありますか?

K:  川上村に興味を持って訪れた方が、良い体験をして帰ってもらえるようなプロジェクトをやってみたいです。それが夢です!

白樺って、日本では長野と北海道でも富良野くらいしかないんですよ。だから、その自然の中でテントサウナが出来るといいな、なんて妄想してます。

U: いいですね!入りに行きたいです。

K:  5月、樹液を採った後くらいの新緑の頃は、葉っぱが緑色になって綺麗なんです。その葉っぱを束ねて乾燥させてフィンランドのサウナで使うヴィヒタ(※註)が作れる。その商品化もしたいですね。

(※註)ヴィヒタ これで全身を叩いてサウナ浴をする習慣が、フィンランドやロシアやバルト3国では古く2000年前からある。

U: 周りの価値観に合わせてしまって一歩を踏み出せないところから、どうして知美さんは変わってこれたんでしょう?読者の方にお伝えしたいことはありますか?

K: 私も子育てしていたり、地域の価値観の中に埋もれて、自分を見失う時期がありました。だけど、何かのきっかけで「自分の好き」を再発見できれば、自分で進路も決められるし、進めるんですよね。

他人軸で決めた「好き」だとユラユラして辞めちゃうと思うから、そこを掘り起こしたり、磨くきっかけを自分自身で作るのが大事だと思うんです。

私の場合はコンテストが最初のきっかけでしたが、これからは自分でもそういうきっかけを作り続けていきたいと思います。


なぜ、知美さんや女性たちが勇気を持って声を出し、やりたいことをして活躍し始められたのだろう?川上村の最初のキッカケは、これまで押し殺して来た彼女たちの「声」を村が真摯に聞き始めたことから始まっていた。

最初に意見を聞かれた時、彼女たちは意見を言う事すら憚っていたという。しかし、私が訪ねた時には、みんな活発に自らの言葉で話していて、イキイキとしていた!

キッカケは外から訪れた。しかし、何よりも女性たちが、自分の人生の主役として勇気を持って、その支援を受け取ったこと。自らの声を取り戻す一歩を歩み始めたことが大きい。

さらに、彼女たちは、互いに応援し合い、高め合う関係を自主的に創り始めた。1人で頑張ることもありだけど、みんなが頑張り合うことを認め合う環境が醸成されてくると、10倍にも100倍にもしなやかに軽やかに強くなれるという良さがある。

彼女たちが活躍すれば、メディアでは女性にスポットが当たる。今度は、その分だけ子供の面倒や家事や事業を支えてくれている夫や家族の存在もあることを忘れてはならない。

川上村の女性たちは、そんな家族に感謝と慰労の気持ちを表すためにバーベキューの会を催したことがある。そんな妻の姿を見て、夫たちは「女性ももっと活躍していってほしい。自分ももっと変わりたい」と話していたという。

私たちには、そんな笑顔が広がる可能性がいっぱいある。


「その1」を読む

*記事内の写真は、川上 知美さんご本人からご提供いただきました。
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川上 知美  /  かわかみ ともみ

長野県川上村『森の手当屋さん』『森の実験室』主宰

宮崎県日向市生まれ。お茶の水女子大学生活科学部生活工学部卒。幼いころから植物や理科が大好き。大学進学を機に上京。大学時代のアルバイトで経験した接客の楽しさ、やりがいから飲食店の店長などを経験。川上村に嫁いで8年目。村で二年前に行われた、「KAWAKAMI 地域イノベーションアイデアコンテスト 2016」に『森の手当屋さん』のアイデアを応募し最優秀賞受賞。
コンテスト後もアイデアを形にするワークショップ森の実験室の主宰や、川上村産の白樺樹液を利用した「白樺ハーブコーディアル」の商品化を通して、日常の何気ない風景や瞬間にこそヒントがある!と日々実験を重ねている。


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