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#004【 川上 知美 】川上村『森の手当て屋さん』主宰 ::: その1 :::

「子どもに、どういう背中を見せたいかな」と思うと自ずと答えが出て来る

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標高1,300mに位置する長野県・川上村は、レタスなど高原野菜で有名な産地。農家の平均年収は2,500万円を超えるという豊かな村だ。

今回取材させていただいたのが、この村に嫁いだ川上知美さん。女の子2人・男の子1人の子どもを持つ主婦だ。ハーブや薬草を使った安全でヘルシーな商品で予防生活を提案する『森の手当屋さん』として、千曲川源流域で春先1ヶ月しか採取できない貴重な白樺樹液にハーブを加えた「白樺ハーブコーディアル」の販売を昨年開始した。地元の女性たちとハーブや薬草の勉強会も行っている。

その活躍の背景にあるのが、村で起こっている静かだけど熱い変化だ。

川上村は豊かな村な反面で、人口減少の問題を抱えていた。ここ10年で600人減り、現在は約4,000人。村を出た女性が帰ってこない。そして、20代~40代の農業後継者(男性)の非婚率は52%にも及んでいた。

そんな課題に対して「女性が活躍できる環境に変えたら、都会の女性も来たくなるのでは?」と着眼し、2016年から女性が活躍して輝ける村を創るためにスタートしたのが「KAWAKAMI SMART PROJECT」(カワカミスマートプロジェクト)だった。

実は、川上村は外から嫁いできた女性たちが7割。都会で活躍してきた人も多い。彼女たちは自己実現できる自由な環境を求めていたが言い出せないまま思いを抱えていた。村ではそんな女性たちの声に耳を傾け、彼女たちがやりたいことを実現できるための支援プロジェクトを2年間続けてきた。

女性たちが自由な時間で自己実現をできるようシェアリングエコノミーの実証実験をした「MAKETIME!」。村やライフスタイルを良くするために女性のアイデアを募集する「KAWAKAMI IDEA FORESTアイデアコンテスト」など。

プロジェクトの反響で、女性たちも自発的に動き始めた!フリマイベントや、意見交換や勉強会を始めたり、興味を活かして商品開発で起業したり。女性たちが正直な思いを声に出し、形にし始めた。

昔は育児に追われるままだった知美さんも、そんな1人だ。


賛成する人もいれば、反対する人もいる。色々な思いや意見が交錯する中、受け継いできたものの価値を、本当に人の笑顔や喜びに変換できれば明るい未来はつないでいける。

個人の思い、女性たちの思い、周りの人の思い、村の思い。川上村だけではなく、人のつながりの中で共に笑顔の未来を生み出し育むヒントになるのではないだろうか?知美さんや女性たちの生の声を聞きたくなり、川上村に向かった。

第1回目のアイデアコンテストで優勝した知美さんは穏やかで優しい印象。 自然と調和して生きるセンスがそこかしこに感じられる。 3人の子どもが出入りしたりと終始なごやかなインタビューだったが、文字に起こすと、その内容は力強い。


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「ボランティアが植えた公園花壇。今年もキレイに咲きました。(川上 知美)」

– 村に来て一番困った「小児科が遠いこと」を提案に変えようと思った。

うぐいす新聞 (以下、U): 2016年2月に行われた第1回「KAWAKAMI 地域イノベーションアイデアコンテスト 2016」(註①)で知美さんが最優秀賞を獲った『森の手当て屋さん』は、どのようなきっかけで企画を思いつかれたんですか?

(註①)「KAWAKAMI IDEA FOREST」 ふとした「気付き=アイデア」を、企業や専門家のサポートを得ながら 事業化していくことを目指したコンテスト。2016年からスタートし、現在まで2回行われている。 (2018年2月に第3回目が開催予定)

川上 知美(以下K):「アイデアコンテストがある」って聞いて、募集要項を見たら、日頃の不便なことをアイデアで良い提案に変える「地域ライフスタイル事業アイデア部門」というのがあったんです。

それを見て、うちの子どもがもっと小さい頃に病気をした時、小児科までが遠いということが、川上村に来てからすごく困ったことの1つだったということを思い出した。

せっかく土や畑が身近にあるから、自分でハーブ栽培したり、もともと自生する薬草を使って予防ができたら、「不便」と思ってることも豊かに変換できるんじゃないかなと思ったのがきっかけです。

子育て中、夏に出かけられなかったのも功を奏しました。娘2人を連れて、家の周りで歩ける範囲のあらゆるところを毎日散歩したんです。その時に、「この季節は、ここにこういう実があるんだ。いつか何かに役立てたら良いな」って、見ていた

それ以外にも、実家の宮崎に帰省した時に、母親がミントとかハーブを何種類か庭に植えてあった事がすごくヒントになりました。それを子ども2人がままごとで使ってたら、家の中ではすごい喧嘩をするのに、口調も優しくなっていたのは見て、「ハーブって人を癒す効果があるのかな」って感じたんです。

そういうことを色々と組み合わせて、薬草やハーブで予防をするライフスタイルを提案する『森の手当て屋さん』というコンセプトでビジネス企画を書きました。

U: 川上村から最寄りの総合病院がある佐久平までは行って帰って半日かかると伺いました。

K: そうなんです。だから、受診するタイミングも難しいんです。「大丈夫だろう」と見くびってると本当にこじらせて、乳幼児だと即入院になっちゃう。

かといって早めに行き過ぎても診断もつかなく、せっかく行って薬を処方されても、子どもって薬を中々飲まないから飲みきってない薬がたくさんあったり。

それをもらうために、具合が悪い子を連れて佐久平の方まで行くっていう行為が「なんか勿体無いな」っていうのを自分自身が何回も経験した中で「もっと何かできれば」って思いましたね。

第1回目のコンテストは、村内外46名の応募者から106点ものアイデアが寄せられる中、川上さんのアイデアが最優秀賞を受賞しました。多くの質の高い内容の応募が来たことに、当事者の女性たちも含めて村の方が一番驚いたそうです。

 

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「川辺を子どもたちと散歩。いつも子どもたちからヒントをもらっています。(川上 知美)」

– 「子どもに、どういう背中を見せたいかな」と思うと自ずと答えが出て来る。

U: 知美さん自身が日常の営みの中で「解決策はないかな?」と意識されてたから湧いてきたアイデアだったんですね。そのような視点はどのように養われたんでしょう?

K: 子どもと一緒だったから、見えたことがたくさんあった気がします。例えば、散歩してると、子どもの目だから「お母さん、こんな草があるよ」って見つけられる。忙しいと大人は基本的に色んなものが目につかないんですよ。

その頃は子育てが大変で、人にも頼れず苦しかったけど、そこは逆に良かったかもしれない。子どもから良い気づきをもらったように捉えてます。

U: 最優秀賞を獲って、お子さんは喜ばれましたか?

K: コンテストで最優秀賞獲ったらけっこう大きなトロフィーを頂いたんです。子どもはそれを見て「お母さん優勝したよね!」って、今でもしょっちゅう言いますね。

狭いコミュニティなので、ちょっと新しいことをすると何か言われる事もあるんですが、子どもに背中を押してもらってるように感じます。

「もうやめようかな」と思うこともあるんですよ。家事がおろそかになったり、寝不足になったり、「何のためにやってるのかな?」なんて。だけど「子どもにどういう背中を見せたいかな」と思うと、自ずと答えが出てくる。

この時、知美さんの目がキラキラと強く輝きました。「子どもに受け継ぐ姿をどうしたいか?」「自分たちがこうして活躍しているところを子どもたちに見てほしい!」知美さん以外にも、村で活躍し始めた女性に会った時に、みなさんが口にしていたことです。子どもがいなくとも、どんな時間サイクルの中で、どれだけ広い視野で未来を捉えるか?という事だと思います。それにより、15年後・30年後の姿はどう違うでしょうか?

 

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「色んな村のイベントでカフェコーナーを作りました。自家製ゆず茶が大人気!(川上 知美)」

– みんなでお店を作るのが楽しかった。

U: ご出身は宮崎で東京の大学に進学され飲食業界で活躍されていたと伺いました。ご結婚されて川上村にいらっしゃるまでの歩みを教えていただけますか?

K: 東京では新卒で大手飲食チェーンに就職して3年勤めました。2年間店長をやってから本部に配属となり、接客トレーナーと担当店舗のサービス向上を受け持っていました。

この時、沢山のことを学びました。お客様が喜んで下さる事なら何でもやっていい!というベンチャー気質の会社だったので、店長をやっていた時は色々チャレンジすると売上も上がっていくし、みんなでお店を作るのが楽しかったです。

本部に行ってからは、自分のお店を持つわけじゃないのが個人的に面白みが感じられなくなってきた。時間も不規則でプライベートの時間がほとんどなくて、忙しかったですね。 定時で淡々と仕事をこなせて5時に上がれる仕事に憧れて、転職しました。派遣でコールセンターで働いてたけど、今度は土日が休みで持て余した(笑)

そこで、土日にデパートで野菜の試食販売をしている会社のバイトに行くようになったんです。試食メニューを考えて、接客して、販売する。工夫していくと、どんどん売れるのが面白くなった。 その派遣会社で野菜ソムリエの資格を取らせてもらって、正社員にもなり2年ほど楽しく働いてました。

やがて、料理を作ることが好きだから「自分でお店を持てたらいいな」と思い始めて、レストランに転職しました。ホルモン焼き屋さんから、個人店でやってるすごい美味しいところとか、幅広く色んなお店で経験を重ねましたね。

「面白かった」「やり甲斐を感じた」ということには、損得抜きに「好き」で情熱を注げるものだと思います。知美さんは自分の「好き」にとても忠実で、そして行動的!様々な工夫をしてスキルも磨かれて来ている。それらが機を熟して『森の手当屋さん』として形になるのを待っていたのかもしれません。

 

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「エディブルフラワーをあしらったお花のちらし寿司。小さな頃のままごとの延長線をやってみたい(川上 知美)」

– 美味しい野菜に興味を持って、川上村を訪問した。

U:どんなきっかけで川上村に来ることになったんですか?

K: 勤めたお店の中に有機野菜を使ったレストランがあったんです。そこで、「素材そのものが美味しかったら、調理や味付けをほとんどしなくても美味しい」と気づいたのが、川上村にお嫁に来るきっかけになりました。

U: 美味しい野菜がきっかけだった!

K: はい。野菜に興味を持って実際に作っているところを見たくて友達に相談した所、たまたま今の旦那さんの実家を紹介してくれたので、女の子3人で半分遊びみたいな感じで、旦那さんの実家に訪問して2泊くらいしました。

その時、お義父さんとお義母さんが作ってくれた料理がすごく美味しかったんです。生まれ育った宮崎とは、樹々や景色が全然違うのも新鮮でしたね。「なんか良いところだな」って思ったのを覚えてます。

U: 初印象って先のことがパッと直感的に分かるもんですよね。ご両親のお料理が美味しかったというのも素敵な体験です。

K: その時は農業が忙しくない10月だったので、夏の最盛期に来て見たいなと思って、翌年にレストランで働きながら休みを取って手伝いに来ました。

そうやって連絡をとり合っている内に、冬になると私が働いているレストランに家族で来てくれたりして。その内に今の旦那さんと付き合うことになって、結婚して川上村に来ました。

U: 興味を惹かれたことに進まれていく中で、自然な流れでこちらに来て結婚することになられたんですね。

K: そうですね。夏の忙しい時期に、お天道様が昇ってくるのと同時に働き始めて日が暮れるのって、体はすごい疲れるんですけど自然で気持ちいい。飲食店で働いていた時に昼夜が逆転していて、「私は東京に合わないかな」なんて思っていた頃だったので、そういうタイミングもあったんでしょうね。

U: 「いい!」と思って飛び込んだ先で、実際に生活を送ってみたところ、いかがでしたか?

K: 来てから1年目は本当に新鮮でした!冬が来ると寒いけど、普通にくるみが落ちているんです。「信州ってこういう所なんだ!」って嬉しかったです。

2年目・3年目になってきた時、人との付き合いの中で「ここは、狭いコミュニティなんだな」って感じてきました。例えば、自分が相手のことを知らなくても、向こうは色々な情報を知ってたりして、びっくりすることもありました。

第一印象では、多くのことを知らなくても、多くのことが分かるものですね。村にお嫁に来た女性たちは、「とても良い村だと思ったから来た」と話す方が多かったのが印象的でした。農業体験やバイトをして来た方もおり、そういった仕事を親子で受け継げることにも魅力を感じたという意見もありました。信州の冬は厳しくとも、自然環境の良さも格別だそうです。それだけ魅力のある地域だということなのでしょう!

 

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「新緑の季節の白樺も素敵です♡(川上 知美)」

– 夏の繁忙期に子育てで手伝えないもどかしさ。

U: 夏の農繁期は家族をあげての作業で、特に女性は家事と育児の上に農業が加わって大変お忙しいというお声も聞きます。知美さんの場合はいかがでしたか?

K: 農繁期は、周りの方の生活を見ていても「寝る時間あるのかな」っていうくらい忙しいですね。家族総出に加えて外国人の実習生が加わりますが、女性は家事に加えて日中は農作業で参戦するので、確かにハードです。

私の場合は、結婚してすぐに子どもができて以来、年子で子どもが生まれてるので、子育てしかできなかった。畑に出て手伝いたいんだけど、子どもがいるし手伝えない。でも家の人はすごく疲れた顔で帰ってくる。それがもどかしいし、モヤモヤする気持ちが凄くありましたね。

– 「子育てだけしてるのが辛い」けど、忙しい家族に言いづらかった。

U: 「子育て」にも、大変さは感じてましたか?

K: はい。「子育てだけをしてるのが辛い」という気持ちって、本当はあるんですよね。だけど、「ちょっとリフレッシュしに外に買い物に行きたいな」これを言えないくらい家族が忙しい。 そういう点は、子育てしてる世代にとってキツイかなって思いましたね。本当はそうしたらいいのに「行ってきます」が言えない。

うちは義父母と3年間くらい同居しましたが、車を見れば外出の有無はわかりますし、都会の感覚でどこ行くっていうのを言わずにフラっと出かけたくても、「なんの用事でどこ行った?」っていうのは聞かれるものです。

ここ数年、村の女性と話すようになったら、みんなそういう時に「自由がないと感じる」「なんでもない用事でも、ちょっと出かけたい」という気持ちは一緒でした。

U: 話せる相手がいると、少しでも気持ちが楽になりますよね。

K: はい。夏の間はやっぱり忙しいので、「我慢するしかない」になるけど、ママさん世代で「ホントそうだよね」って同じ気持ちを分かり合える人がいるんだなって思えることはちょっとした救いにはなりますね。

「理解されないから、誰にも言えない」「たまには1人の時間が欲しい」という悩みは、子育てをしているお母さんであれば、どこでも共通なのではないでしょうか?
知美さんは、「以前は、ママ同士のつながりでも本当に思ってることを言わなかった。だけど、思い切って発言するようになったり、共感する人が出て来て楽になっていった。」と話していました。そして、その状況がさらに変化し、彼女がやりたい事に進み始めたきっかけがありました。

 

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「畑に仕事する時に見られる朝焼けはプレゼント♡(川上 知美)」

– 「誰かにお願いする」だけでも、楽になる。

U: 「誰にも言えない」「やりたいことができない」という状況は、2016年から「KAWAKAMI SMART PROJECT」(カワカミスマートプロジェクト)の取り組みが始まってから、変化したと思いますか?

K: そうだと思います。シェアリングエコノミーシステム「MAKETIME!」(註②)の取組みがあった時、実証実験だったので、期間自体は2ヶ月でしたが、無料でやってくださったので、私はかなり積極的に使ったんです。

(註②)「MAKE TIME!」 「KAWAKAMI SMART PROJECT」(カワカミスマートプロジェクト)の一環で、村の女性の自己実現時間を創出する期間限定の実証実験。スマホアプリで家事や育児のサポートをする仕組みを2016年10月から2ヶ月間テスト運用した。実験中は依頼主の負担は無料。プロの家事代行スタッフも加わり支援を行なった。

U: 知美さん自身は、「MAKETIME!」をどんなことに使われたんですか?また使われてみて、どのような点が良かったですか?

K: できないでいた細かい所の掃除をお願いしました。実証実験が終わってから初めて「誰かにお願いするというシェアリングエコノミーの考え方だけで、こんなにも負担が減って楽になるんだ」ということが分かりましたね。

U: 当初は「MAKETIME!」の仕組みがあっても、誰かにお願いすることに関して抵抗があったりしましたか?

K: 「自分の家の中に知らない方が来て、綺麗になってないところをお願いする」訳ですから、最初はやっぱりありましたが、私の場合は「こういうのもアリなんだな」って、すぐ慣れてきました。

子どもの見守りも、旦那さんだけだと頼れないことも結構あるんです。同じ世代の子どもを持つお母さん世代の方にお願いした方が、子ども達が一緒に遊べてハッピーで、自分もすごくスムーズにいろんなこと対応できる。

今、取材を受けている間も、お母さん仲間にお願いして公園で遊ばしてもらってます。子どもを一緒にここで同席させて「つまらない」ってなるよりもそっちの方が良い。こういう事が思い描けるようになって「お願いしてみようかな」となってきました。

良い未来が思い描けると、思考と行動が自然に変わるものですね!
お話を伺って興味深く感じたのは、
①女性の自己実現というビジョンのためにシェアリングエコノミーというツールを活用したことで、自主的な動きが生まれた。② 村が率先しているが、ITを活用することで新しい価値観に一歩踏み出しやすかった 。
という2点です。女性たちに意図が伝わり、反響が広がっていった様がわかりました。
 

 

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「シュウマイの皮の代わりに麻のナスタチウムを使って。いつもこんな実験を繰り返してます。(川上 知美)」

– 実験的にトライすることで、「こんな簡単だったんだ」って思えた。

U: ちょっとずつ自由な選択が増えてきたんですね。

K: はい。村の女性がたくさん「MAKETIME!」を利用したので、そういう人たち同士で、自然に「忙しい時は、見守り合う」みたいな意識が少しずつ出てきたと感じます。

「こういう視点ってあるんだ」とか、凝り固まっている価値観が少しずつ砕けてきたのが良かったです。 一概に良い悪いでは測れないですし、取組みを「継続する・しない」は別として、何らかの反響があることに価値があると私は感じました。

やってみての課題はあるものですが、頭の中だけで考えてただけじゃイメージも行動もできないものが、実験的にトライしてみることで「こんな簡単なんだ」って思えたことが沢山ありました!

 

「その2」を読む

次回は『森の手当屋さん』が「白樺ハーブコーディアル」という形になるまでの開発秘話や、それにより村の中外に繋がりが広がっていったお話を伺います。

*記事内の写真は、川上 知美さんご本人からご提供いただきました。
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川上 知美  /  かわかみ ともみ

長野県川上村『森の手当屋さん』『森の実験室』主宰
宮崎県日向市生まれ。お茶の水女子大学生活科学部生活工学部卒。幼いころから植物や理科が大好き。大学進学を機に上京。大学時代のアルバイトで経験した接客の楽しさ、やりがいから飲食店の店長などを経験。川上村に嫁いで8年目。村で二年前に行われた、「KAWAKAMI 地域イノベーションアイデアコンテスト 2016」に『森の手当屋さん』のアイデアを応募し最優秀賞受賞。
コンテスト後もアイデアを形にするワークショップ森の実験室の主宰や、川上村産の白樺樹液を利用した「白樺ハーブコーディアル」の商品化を通して、日常の何気ない風景や瞬間にこそヒントがある!と日々実験を重ねている。


◎感想をお寄せください!

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